ホイールからのタイヤ・チューブの取り外し作業方法

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タイヤ・チューブの交換をして見ましょう！


上記写真のタイヤレバーがあると作業がしやすいです。


ただ、マウンテンバイクなどに使われる太いタイヤだと、タイヤレバーがなくてもタイヤの取り外し、取り付け作業をすることができると思いまので、なければないでも大丈夫だと思います。


タイヤレバーを使うと、場合によってはタイヤのビード部分を傷めてしまったりするので、できればタイヤレバーを使わないのが理想だと思います。（多少作業にコツがいりますが。）


それでは、実際にやってみましょうー！





まずはホイールごと車体から取り外して、タイヤの空気を抜き、バルブ根元にあるネジを取り外しておきましょう。


その後タイヤをホイールから取り外していきます。


タイヤレバーの先端部分（写真右）に、タイヤのビード部分を引っ掛けて取り外します。





１０〜１５センチ感覚ぐらいに、タイヤレバーをタイヤビード部分に引っ掛けていきましょう。（写真左）


そうしたら、タイヤレバーをホイール中心に向かって倒していきます。


てこの原理で、簡単にタイヤがホイールから外れてくれます。（写真右）


タイヤレバーの反対側には、レバーをスポーク部分に引っ掛けておける凹みがあるので、スポーク部分に引っ掛けておくと便利です。





タイヤがホイールから外れたら、外れた部分から手でタイヤ全体をホイールから外していきましょう。


これで、タイヤの片方のビードがホイールから取り外せました！（写真右）





次は、チューブを取り外していきましょう。


最初に、バルブ部分から取り外します。


バルブ部分のタイヤを手で広げながら、チューブを抜き取ります。





バルブ部分のチューブが取れたら、そのままチューブを取り外しましょう。（写真左）


その後、タイヤもホイールから完全に取り外します。（写真右）





タイヤを取り外したら、ついでにリムテープが痛んでないか確認しておきましょう！


リムテープは、左の写真の赤い部分です。（色は各テープによって違うと思います。）


このリムテープが痛んでいると、チューブがパンクしたりする恐れもあるので、傷んでいた場合は張り替えておきましょう。


問題がなければ、新しく交換するタイヤの、一方のビードをホイールにセットしていきます。（写真右）





次はチューブをホイールにセットしていくのですが、極軽く空気を入れておくと、チューブがねじれにくくなり作業しやすいかもしれません。


空気を入れるといっても、とりあえずチューブに丸く形がでるぐらいで、手で押さえれば簡単に凹む程です。（写真左）


そして、チューブをセットする際は必ずバルブの金具がある部分を最初にセットします。（写真右）


ここを後からセットしようとすると、セットできなくなってしまいます！





バルブ部分をセットしたら、他の部分も同じようにタイヤの中に収めていきましょう。





チューブをタイヤの中に入れてしまったら、次はもう片方のタイヤビードをホイールにセットして、仕上げにかかります！


このとき、タイヤに何かマークが記載してあれば、そのマーク部分とバルブ部分をあわせておくと見た目がキレイなようです。


別に無理してあわせなくても、機能的にはなんら問題ないです。



タイヤのセットも、チューブと同じようにバルブ部分から始めるとやりやすいと思います。


このバルブ部分は、バルブとチューブを固定する為に根元がちょっと硬くなっていて、タイヤをホイールにセットしづらい（チューブをホイールとタイヤの間に挟み込みやすい）ので、タイヤをセットしたら一度バルブをタイヤ内に押し込み、落ち着かせておくと良いです。





タイヤをセットする際には、中のチューブを挟みこまないよう、要注意です！（写真左）


挟み込んだまま無理に作業すると、チューブをいためてしまい、空気を入れたときにパンクしてしまう可能性もあります。


タイヤをはめ込んでいくと、最後の方はけっこう硬くてやりにくいかもしれませんが、少しずつはめていき、最後はタイヤをめくるようにしていくと無事セットできると思います。（写真右）


どうしても硬くて入らない場合は、タイヤレバーを使って作業するとよいです。





タイヤを無事ホイールにはめ込む事ができたら、タイヤを指で挟んで、ホイールとタイヤの間にチューブを挟みこんでいないか、全周に渡ってチェックしておきましょう。


もしチューブを挟んでいたりしたら、タイヤ内に収めなおしておきましょう。



チェックがすんだら、タイヤに空気を入れて完了です！

バルブの根元のネジも、忘れずに閉めておきましょう！