5.日焼け止めクリーム選ぶ際の3つのポイント
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どれでも同じというわけではなく、選ぶ際に見ておくポイントが3つあります。
それは、PA指数、SPF指数、そして紫外線吸収剤が使われいるか使われていないかです。
●PA指数
PA指数というのは、紫外線A波(UV-A)を防止できる強さを示したものです。
A波によって起こる、肌が黒くなる日焼け(サンタン)をどれぐらい防いでくれるかを示しているわけです。
強さによって、PA+、PA++、PA+++ と表示され、+が多い程効果が高く、日焼けし始めるまでの時間が長い事を示しています。
日焼け止めを塗らなかった場合を1とすれば、大体PA+は2~4倍、PA++で4~8倍、PA+++だと8倍以上の日焼け防止効果があります。
●SPF指数
SPF指数は、紫外線B波(UV-C)を防止できる時間を表します。
SPF15とか、SPF30等というように表示され、SPFの後の数字はサンバーン(肌が赤くなる日焼け)し始めるまでの時間を、何倍に伸ばす事が出来るかを示しています。
たとえば、日差しを浴びて10分でサンバーンを起こし始める人がSPF30の日焼け止めを塗った場合、日焼けし始めるまでには 10分×30=300分、つまり5時間かかるということになります。
SPF後の数字が大きくなるほど、長時間の日焼け止め効果が期待できるわけですが、むやみやたらと強い日焼け止めを使うのも、皮膚に負担がかかりあまりよくないです。
一般的に、買い物や散歩などの日常生活でSPF15、野外でのスポーツ・レジャーでSPF20~30、炎天下でのリンスポーツ等でSPF30~50、というのが1つの目安のようです。
用途に応じて、必要な強さの日焼け止めを使うのがベストだと思います。
SPF50もあれば、非常に紫外線の強い場所や紫外線に過敏な人でもサンバーンを防げますが、SPF50よりさらに高い数値の場合には、「SPF50+」と表示されます。
●紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
そして紫外線を防ぐ方法として、紫外線吸収剤を使う方法と紫外線散乱剤(反射剤)を使う方法の2種類があります。
吸収剤と散乱剤の混合型の日焼け止めもありますが、個人的には紫外線散乱剤だけを使った日焼け止めが良いように思います。
紫外線吸収剤は、紫外線を薬剤に吸収させることで化学反応を起こし、熱エネルギーに変えて紫外線を無害化してしまうものです。
主な吸収剤には「メキゾリルSX」(紫外線A波吸収剤)、「オキシベンゾン」(紫外線B波吸収剤)等があります。
ただ、紫外線を熱エネルギーに変えて無害化する際に化学反応を起こすわけですが、それが肌に何らかの悪影響(負担)を与えているという話も聞きます。
肌が敏感でかぶれ易い人の中には、化学変化の影響でかぶれる人もいるようなので、そういった方は紫外線吸収剤が使われていない日焼け止めを選んだ方が良いです。
PA指数、SPF指数が高いほど、この紫外線吸収剤が使われている場合が多いようです。
紫外線散乱剤は紫外線そのものを肌表面で反射させ、「物理的」に紫外線の影響をなくしてしまうものです。
一般的に鉱物を微細な粉末にしたもの等を使い、その反射力で紫外線を反射、散乱させます。
肌表面で紫外線そのものを反射させてしまうので、肌への影響が殆ど無く、肌にやさしく安心して使えるのが特徴です。
主な反射材には、「酸化チタン」や「酸化亜鉛」等があります。
ただ、一般的にこの紫外線散乱剤を使った日焼け止めは、白く残りベトベトしやすいという欠点があります。
これらの欠点も次第に改良されてきているようですが、やはり良い物は値段が高い傾向にあるようです。
紫外線散乱剤を使った日焼け止めは、「紫外線吸収剤無配合」とか、「ノンケミカル」という表示のものを選ぶと良いと思います。
次のぺージでは、紫外線散乱剤だけを使った日焼け止めクリームを紹介します。(後日アップします!)
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