マビック オープンプロ+105ハブでホイール組みにチャレンジ
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ホイール組んでみまいた!
手元にあるDVD、「ホイール組の達人」と、MTB(ルイガノ・キャスパー)のホイールをお手本に、ホイールの手組に初チャレンジです。
なんというか、ついに禁断の領域に踏み込んでしまったと感があります・・。
部品買った時点では本当に出来るのか?けっこう不安でした。
リムはMAVIC OPEN PRO(マヴィック オープンプロ)
ワールドサイクルさんで105のハブと共に購入。
マビックのリムはどこでも割り引きは無いみたいですね。
1本7,710円で購入。
オープンプロのデカールは見る角度によって紫・紺・青などと、色が変わって見えます。
このタイプのシール、個人的にはあまり好きじゃないんですが、このシールに関してはそんなに違和感ないので、まあOKです。穴数は前後とも32H。
フロントは28Hで組もうかと思ったんですが、105のハブには28Hの設定がないので、前後とも32Hになりました。
あとは手元にあるMTBも32Hなので、お手本と同じ穴数の方が安心だし。
最初はアルテグラSLのハブで組もうと思ってたんですが、どうもアルテグラSLのハブは発売されてない見たいなんですよねぇ。
アルテグラにしようかとも思ったんですが、105とあまり変わらなさそうなので結局105になりました。
スポークはサイクルショップ タキザワで購入。
6月末ごろ買ったんですが、セール中で通常価格より10%OFFでした。
スポークはDT。フロントが1.8mm(#15)のストレートスポーク、リアは2.0/1.8のダブルバテットです。
スポークの計算は「ホイール組みの達人」を見ながら、実物のハブ・リムを測定しながら計測しました。
その結果、フロントは296mm、リアフリー側が294mm、リア反フリー側が295mmになるハズだったのですが・・
測定を間違えて、全てこれより1mm長いスポークを注文してしまってました・・
ニップルが何mmリム内に入ってるかを計る際に、最初写真左のように頭の部分も全部含めた長さで計算してたのですが、これが間違い。
本来は写真右のように、頭の凹んでる部分までで測定する必要があります。
この長さ分で約1mm長くなってしまったのですが、これはフロントを仮組みして初めて気づきました。
テンションをまだそんなにかけてないのに、ニップルの頭からスポークがはみ出しそうな勢いだったのです。
これは明らかに長い。計算を間違ってる・・・と。
DVDでも写真右の位置で測定してたんですが、そこまでは注意して見てなかったです。
ここは一言コメントを入れておいて欲しかったかな~。
でも、ちょっと色々ありまして、結果的にスポークは上手く使いまわし出来ました。
実はスポーク買って、3週間ぐらいはそのままほったらかしにしてたんです。
部品買っては見たものの、いざ組むとなると何か気が進まなかったので・・。
スポークを購入する際、Webサイト上ではDTコンペティション296mmは欠品になってたのですが、メールで問い合わせたら18本なら準備できるという事で、18本購入しました。
しかし、改めて見てみるとなぜか18本が2袋、倍の36本入ってるんです・・。
メールで問い合わせして購入したので、何かその辺で手違いがあったんだと思いますが、すでに3週間程たって、開封してから気づいたんですよね。。
連絡しようかちょっと迷ったんですが、もう時間もたってるし、せっかくなのでこのまま使わせていただくことにしました。
296mmの2.0/1.8のダブルバテットが結果的に36本あるのでこれをフロントに使い、リアフリー側に使う予定だった2.0/1.8ダブルバテット295mmは反フリー側に使います。
そして、フリー側は2.0ミリ(#14)のストレートスポーク294mmをバイカーズオンラインで新たに購入しました。
フリー側と反フリー側では、テンションが1.7倍近く違ってるみたいで、せっかくなのでフリー側は丈夫な太目の2.0mmにしてみました。
でもロードでは殆ど1.8mmで組まれてるみたいで、2.0mmまではいらなかったかも・・。
最終的には、フロントとリア反フリー側は2.0/1.8のダブルバテット、リアフリー側が2.0のストレートスポークと言うことになりました。
ストレートとダブルバテットのスポークでは乗り心地に違いがあったりするんでしょうかねぇ。
ホイールはイタリアン組みで。あやは6本で取りました。
スポークプレップ等は入手できなかったので、普通にグリス塗って組んでます。
ロードは4本組が一般的みたいですが、手元のMTBホイールと同じじゃないと、何かあったときぬ不安なのです。
フロントはラジアル組みも考えたんですが、スポーク数が多いとクラッシックな感じになってしまいそうなんですよねぇ。完組みでスポーク数が少なければカッコいいんですけど。
あと、ラジアルだと乗り心地が硬くなりそうな予感があったので、結局普通に6本組で組むことにしました。
一応、105のハブはラジアル組み対応でしたけど、ラジアル組み対応で無いハブもけっこうあるみたいですね。
説明書にも注意書きがあったのですが、ラジアル組はハブへの負担も大きいみたいです。
ハブにスポークを通し、片面をリムに通し終わったら反対側も仕上げていきます。
詳しい組み方は、「ホイール組の達人」を見てくださいませ。
写真はとりあえずスポークを通し終わったところ。
まだテンションかけてないのでゆるゆるですが、テンションをかける前にニップルとスポークのネジ部分をツライチにし、それからニップルを全て同じ量だけ回しながらテンションをかけていきます。
全体的にニップルを締めこんだら、大まかに振れ取り、そしてまた全体的に締めこむ・・と言うのを繰り返していきます。
ニップルを2回転、1回転、半回転、1/4回転・・・と、テンションかけていくほど1回に回すニップル量も少なめにしていきます。
ハブのロゴはリムのバルブ穴と同じ方向を向けるのが基本みたいです。
別にずれてても機能上は問題ないですけどね。
あと、バルブ穴部分にスポークが交差してると空気入れるときにやりにくいので、ここは交差しないように注意しておきます。
最初フロントから組みましたが、スポーク長が違ったり、スポークの方向を間違えたり、穴がずれて組めなかったりと、3回ほど組み直してます・・。
ただ、ちゃんと組めた後、テンションを上げて振れ取りしていく過程は予想以上にスムーズで、拍子抜けするほどスムーズに組みあがりました。
組み立てはミノウラのワークマンプロと、パークツールのテンションメーターを使って組んでます。
ワークマンプロは簡易型の振れ取り機ですが、とりあえず問題なく使えます。
ただ、センターゲージの出来はあまりよくなく、ちゃんとセットしてるのにズレやすいんですよねぇ。
テンションメーターは何百回測定したかわかりません。
多分、最初はテンションメーター無いとホイール組めないような気がします。
テンションが数字で確認できるのと、手で握った感じで判断するのとでは、最初は差が大きいと思います。熟練してくれば別でしょうけど。
単に振れを取るだけなら難しくないのですが、全体のテンションを一致させていくのがちょっと時間かかりました。
テンションのバラつきはパークツールの換算表で、だいたい数字の”1”以内には収まってくれましたが、完全に一致させるのはムリみたいです。
リアホイールはオチョコになってるので難しいだろうと思ってたんですが、リアもフロントと殆ど変わらずスムーズに組めました。
むしろリアの方が組み間違えもなくスムーズに行ったぐらいです。
オープンプロは精度もよく組みやすいみたいので、その辺も影響あったと思いますが、組み終わってみれば予想より全然スムーズに組めました。
あと、最終的にリアフリー側は1ミリほどスポークがニップルの頭から出てしまいました(写真左)。リアのフリー側は293mmでよかったかな。
リアフリー側は計算上でも0.3mm程長めだったんですが、テンションが高くなってしまう分、余計にニップルから出てしまったみたいです。
スポーク長は+-1mm程度は問題ないみたいなので、これはこのまま使います。
他は全部キレイに収まって計算どおりでした。(写真右)
いや~、組み終わっての感想は、ホイール組みは面白い!!です。
これはハマります。正直あといくつか組んでみたいです。
ホイール組みはスポーク長の計算さえ合ってれば、後はそんなに難しい事は無いような気がします。
ただ、スポークが細いとけっこうねじれますね。
1.8でもけっこうねじれてくるので、もっと細いスポークだとねじれる量もかなり大きくなってくると思います。
ある程度テンションをかけていくと、ニップルを回してもスポークも一緒に回って、捩れてるだけといった事が出てきます。
反対にニップルを緩めても、緩まずに今までのスポークのねじれが取れてるだけといった状態にもなります。
最終的にはスポークのねじれも極力取り除いた状態で終わらせましたけど、あとは実際に走ってしばらくなじませてから、振れが出たら取っていく予定です。
フロントのテンションはパークツールの換算表で言うところの”19”、約80Kgf 前後。
リアはフリー側が”25~26”の121~137Kgf、反フリー側が”18”の72Kgf 前後になってます。
フロントは比較的緩めに組んでますが、リアはフリー側がけっこうテンション高くなってしまうので、テンションの強弱を決めれる自由度は少ないかも。
まあ、あとは乗ってみないとなんともいえません。
とりあえず、ホイールが出来たのでロードはフレームから組んでみる予定です。
フレームは国産のクロモリの中から選ぼうと思います。
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