1−B.マウンテンバイクの種類 ~クロスカントリー・フリーライド・ダウンヒル・~

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マウンテンバイク(MTB)は、走る場所によってクロスカントリー、フリーライド・オールマウンテン、ダウンヒル、コンフォートといくつかの種類に分けられます。

アップダウンのあるダートを軽快に走れるクロスカントリー、通勤通学に適した街乗りマウンテンバイクから、山を下る為に専用に設計されたダウンヒルバイクまで、色々です。

タイプによってかなり違ってくるので、目的に合ったバイクを選びましょう。


●クロスカントリー
クロスカントリータイプのマウンテンバイクは、アップダウンのあるダート道を、軽快に早く走るために作られた軽量なMTBです。

クロスカントリータイプは一般的にハードテイルタイプのMTBが多いですが、中にはリジットやフルサスタイプもあります。

フロントサスペンションのストロークは、大体80mm程度の物が多いようです。

クロスカントリータイプのマウンテンバイクは、ダート道から街中でのサイクリング、通勤・通学やレースまでオールマイティに使え、入門用から上級者向けまで様々なメーカーから発売されてます。

最も一般的なMTBが、このクロスカントリータイプだと思います。


●フリーライド・オールマウンテン
フリーライド・オールマウンテン系のマウンテンバイクは、基本的には里山を快適に楽しんで走るためのマウンテンバイクです。

基本的にハンドルはライザーバー、アップライトなポジションでスピードよりも快適性を重視してます。

サスペンションのストロークは大体100mm前後の物が多いようです。

上りから下りまで、オールマイティに楽しめる自転車です。


●ダウンヒル
ダウンヒルタイプのマウンテンバイクは、山の上から急斜面をハイスピードで下るような使い方をする為に作られたバイクです。


(三角ボタンを2回クリックすると動画を見れます。)

下り専門の自転車として設計され、タイヤも26×2.3等の極太タイヤを装備、フレーム、ホイールや各種接合部分などは軽量化よりも強度を優先してある為、自転車の重量もかなり重いです。

前後にサスペンションを備えたフルサスタイプで、そのストローク量も20~30cmと他のどのMTBよりも大きいです。

また、フロントサスペンションには「ダブルクラウン」という剛性感の高い物が使われています。

ダウンヒルタイプのマウンテンバイクは、坂道を下るときにバイクをコントロールしやすいよう、ハンドルが高くてサドルは低い位置にあり、見た目も普通のマウンテンバイクとはちょっと違った感じがすると思います。

見た目はエンジンの付いてないモトクロスバイクといった感じの自転車で、かなり迫力があります。

ダウンヒルタイプのMTBは、価格も一般的に30万円以上と高価で、通常のサイクリングには全く不向きな特殊なマウンテンバイクです。


●コンフォート
コンフォートタイプのマウンテンバイクは、クロスカントリータイプのマウンテンバイクを、さらに町乗りに適した形にした感じのマウンテンバイクでしょうか。

基本的な性能はマウンテンバイクなのですが、スリックタイヤを装着してよりスムーズに進めるようにしたり、サドルををよりクッション製の高いやわらかい物にしたり、前傾姿勢を弱めてリラックスして乗れるようにしてあります。

通勤、通学など極一般的に使用する分には、とても使いやすいマウンテンバイクだと思います。




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