３．クロスバイクとはどんな自転車？

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クロスバイクとは、マウンテンバイクとロードバイクの中間ぐらいの自転車で、砂利道などのそうひどくない悪路も走れて、舗装路も速く走れる、まさにいいとこ取りの自転車です。

フレームの形はマウンテンバイクに近い感じですが、ロードバイクと同じ７００Ｃサイズのタイヤを履いて、スピードに乗って軽快に走る事が出来ます。

マウンテンバイク程の悪路走破性は必要ないけど、かといってロードバイクは本格的過ぎる・・
そういった人にピッタリの自転車だと思います。

車体重量も９～１２キロ前後の軽量な自転車が多く、値段も他のスポーツバイクに比べてリーズナブルなので、主に通勤通学や、サイクリング用途に最適な自転車だと思います。

乗車姿勢も比較的普通の自転車と同じような感じで、楽なリラックスポジションで乗れタイヤ幅もそこそこあるので、舗装路であれば路面状況を気にせず走れ、歩道と車道を行ったりきたりといった走り方もＯＫです。

そして、このクロスバイクの中でも、よりロードバイクに近いスピード重視の、”スピード系クロスバイク”と、乗り心地などの快適性に重点を置いた”コンフォートクロスバイク”があります。


スピード系クロスバイクは、ロードバイクに近いタイプの自転車です。

基本的にロードバイクのドロップハンドルをフラットバーにしたと思ってもらえればＯＫだと思います。

軽量フレームに細く高圧のタイヤ、コンポもロード用を装着して高速走行が可能になっていますが、フラットバーの為ロードほど前傾がきつくなく、比較的リラックスしたポジションで気楽に走ることが出来ます。

出来るだけ軽くてスピードの出る自転車が欲しいけど、ロードバイクはちょっと抵抗があるという人は、このスピード系クロスバイクがオススメです。

スピード系クロスバイクは、気軽にロードバイクの魅力を楽しめると思います。


コンフォート系クロスバイクは、普通のシティサイクルや、ママチャリに近い乗りやすさのある自転車だと思います。

乗車姿勢も、スピード系クロスほど前傾にはならず、かなり体を起こした状態でラクに乗ることが出来ます。

サドルもクッションのあるやわらかめの物でお尻が痛くなりにくく、タイヤも７００Ｃサイズですが幅広のタイヤで安定感もあります。

泥除けやスタンドも標準装備されていることが多く、見た目は普通の自転車っぽい感じがすると思います。

しかし、乗り味は普通のシティサイクルやママチャリでは味わえない軽快さで、サイクリングを十分楽しめると思います。

シティサイクルやママチャリだとイマイチ満足できないけど、もうちょっといい自転車が欲しいという方には、コンフォート系クロスバイクがオススメです。

コンフォート系クロスバイクは、日常性を持たせつつ、気楽に自転車の楽しみを味わえるスポーツ自転車です。