阿蘇北外輪山にある大観峰（標高936m）へ。

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阿蘇にある、大観峰へロードバイクで行ってきました。

大観峰は標高936m、阿蘇の北外輪山に位置する天然の展望台？見たいな所です。

地蔵峠（標高1100m）へ行ったばかりですが、そこまで疲れが溜まってる感じも無かったので、２日続けての高標高山岳サイクリングです。

熊本市内から、県道207号 → 阿蘇立野 → 国道57号 → 赤水 → 二重ノ峠 → 県道339号（ミルクロード） → 県道12号（阿蘇スカイライン） → 大観望へと向かいます。 標高グラフ付きのルート地図はこちら

何だかんだで出発時間が遅れて、１０時３０分に出発。


県道207号を阿蘇方面に向けて走りますが、ちょっと向かい風かな～。

やっぱり午前中は阿蘇方面から熊本市内に向けて風が吹いてる事が多いみたいです。





阿蘇立野の上りはじめ付近まで来ました。ここは川も殆ど自然のままに残っていて、なかなかいい雰囲気です。

この後、立野の上りをこなして国道５７号へ。




途中コンビニで小休止。
赤水まで５７号を進んで二重の峠へ向かいます。

この二重の峠、景色はいいんですがちょっと勾配がきつめです。
距離はそんなに無いんですけどね。。




展望台まで来たら、上りはあと少し。
ここからは勾配も比較的緩いです。

上って来た道もバッチリ見えてます。




二重の峠を上りきったら、右折して県道３９９号（ミルクロード）へ。
ここからもけっこうな急坂が続きます。




二重の峠からミルクロードに入ってからは、１０％近い勾配の連続です。部分的には１０％超えてる坂もあるような気がします・・。

１０％の感覚からすると、二重の峠の上り始めから８～９％程度の坂が続いてる感じがしますね～。

やっぱり１０％前後の道が続くと、けっこうきつくなって来ます。
ここを気楽に、快適に上るならギア比１：１要りますね。私の場合は。




途中、参勤交代に使われていた肥後街道が右手側に見えてきます。

この肥後街道を１０分ほど歩いて下ったところに、「牛王の水」と言う湧き水があるみたいです。下りは自転車乗ったまま下れない事も無いかな？




急坂が続く上りも、ＮＴＴドコモの電波塔まで来れば一段落。
でも、電波塔直前には一瞬９７％（！）かと見間違ってしまう、９．７％の勾配が待ってます。




電波塔をすぎれば、緩やかなアップダウンを繰り返しながら、ひたすらずーーっと草原の中を走っていきます。

全体的に下り基調で、けっこう快適に走っていけます。

やっぱり景色がいい中自転車で走るのはかなり気持ち良いです。これは車じゃ味わえないんだなー。

実はちょくちょく大型トラックが通ったりするんですが、交通量もそんなに多くは無いので快適です。
ゴールデンウィーク等の連休は、かなり渋滞するみたいですけどね。




途中の兜岩展望所で小休止。ちょっとした売店もあります。
これから向かう大観望も前方に見えて、阿蘇の街並みを一望できます。




途中のＴ字路から右折して県道１２号（阿蘇スカイライン）へ。




景色はサイコーです。

ただ、県道１２号に入ってから、白線に小さな凸上の段差が連続してつけてあって、けっこう走りにくかったです。

これは車は問題なくても、バイクや自転車にとってはけっこう危ないような気がします・・。




そして、大観峰に到着。駐車場も広く観光バスなんかもけっこう来てます。バイク乗りも多かったかな。


レストハウス近くの柵に自転車をくくりつけて、５分ぐらい歩いたところにある展望所にも行って見ましたが、まあ景色は駐車場から見るのと大差ないです。

車では何回か来たことありますけど、まさか自転車で来る事があるとは。

ここから前方に見えてる阿蘇五岳は、お釈迦様が仰向けに寝ている姿に見える事から、涅槃像と呼ばれてるのですが・・・見えますか？

一番左が頭の部分で、中央が胴体、右が足の部分です。


帰りは逆光で、ススキが黄金色に輝いてとてもキレイでした。

冬の雪景色もいい雰囲気になりそうなので、一度走ってみたいかも。路面が凍結してなければ走れると思うんですけどね。

それにしても、毎度お決まりですが帰りの下りは猛烈に寒かったです・・。

半袖ジャージにアームウォーマー、ウインドベストに指きりグローブではとても耐えられるような気温じゃなかったです。特に後半は震えながら降りてきましたよ。

でも上りはアームウォーマー、ウインドベスト共に脱いで真夏の格好と同じでしたけど、それでもかなり汗かいてたので、峠越えはとにかく体感温度差が大きすぎます。

もうちょっと明るいうちに帰ってくれば、もっと暖かいのかもしれないですけどね。

今日の走行距離は101km、走行時間4:56、平均速度20.4kmでした。