熊本県山都町の「通潤橋」へサイクリングに行ってきました。
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片道約40km程で、周りを山に囲まれた標高400メートル辺りにあるらしいので、全般的にアップダウンが多そうな道のりです。
行程の2/3程はコンビニもない山中です。。
通潤橋は農業用水路の石橋で、橋の中央部分からは観光用に放水(土日の正午)されるので、放水が見れるよう9時ごろに家を出ておきました。
まずは市内から県道28号線を通って阿蘇方面に走り、途中から県道57号に右折して山道に入って山都町を目指します。
▼目的地の通潤橋はこちらです。
通潤橋
県道57号をひたすら上っていきます。
この道には、サイクルジャージ&ヘルメットに身を固めたロードバイク乗りがけっこういました。
6~7人ぐらいとすれ違い、その内後ろから抜いていった人が3人程いましたが、皆さんかなりのスピードで登っていってます。。
だいぶ山中に入ってきました。
車も殆ど通らず、辺りは鳥や虫の鳴き声、川の流れる音や木の葉が風に吹かれて音をたてるぐらいで、人工的な音は全然無いです。
あと、改めて思ったんですが、マウンテンバイクに太いブロックタイヤの組み合わせは、上りが続くとちょっときついですね。。
いや、ブロックタイヤというよりタイヤの重さが響いているんだと思います。
ブロックといってもセンターで連続してつながってるので、平地ではスムーズに走ってくれますから。
所々で休憩しつつ、水分補給しながら上っていきました。
左の写真のような道は、ロードバイク等でスピードだして走れると気持ちよさそうですねぇ。
スィーッと軽やかに、30キロぐらいで流して走れれば、相当気持ちいいはず。
今の私の体力、MTBにブロックタイヤの組み合わせだと、ある程度楽に流せる巡航速度は舗装路の平地でも、22km前後が良い所なんですよね。。
20km台後半での巡航も可能なんですが、けっこうがんばって漕ぐ必要があり持続ししないのです。
以前持ってた、IRC スムーシー26×1.25のスリックタイヤはヤフオクで売ってしまったんですが、長距離サイクリング用に持っておけばよかったですねー。
でも、サイクリング用にフラットバーロード等があっても良いのかな~と、チラッと思ってしまいました。
しばらく進むと国道445号線に突き当たるので、ここを左折していくのですが、どういうわけか勘違いして右折してしまいました!!
基本的にまだ上りが続くはずなのに、えらく下るんでちょっとおかしいな~とは思ってたのですが、標識は国道445号だし、なんとなく下ってしまってました。
しばらく進んでから、標識で熊本市内側の隣町の表示をみて気づきましたが、おそらく今まで上ってきた分の1/3は下ってしまったと思います。。
下る途中、一度携帯のGPSで現在地をチェックしてみたのですが、山の中で回りはほぼ一本道なのと、正しく左折した場合も同じ国道445号のため何か違和感を感じながらも、そのまま下ってしまったのです。
通潤橋の放水は正午に一度だけだったので、今から行ったのではもう間に合いません。
かなりやる気が無くなったので、このまま市内まで下って帰ろうかと思ったんですが、何とか引き返してとりあえず行ってみる事にしました。
下りはあっと言う間だったんですけど、上りは長く感じますねぇ。
何とか元の位置まで引き返し、正しい道に進んでいきます。
途中、自販機と山都町の案内板があったので、ここでしばらく休息です。
ここまでアップダウンを繰り返しつつもほぼ上りメインですが、上空は雲ひとつ無い青空で、特に445号に入ってからは日陰が殆ど無く、500mlの水がほぼ空になりかけてました。
新たにペットボトルを買って補給しておきましたが、これは夏場に水がなくなるとけっこう危ないかも。。
この案内板を過ぎてしばらくしたら下りに入り、目的地までほぼ下りメインでした。
この辺りは小川がきれいでした。何と、小魚も泳いでます。
ふるさとと言った感じの風景で心が癒されますねー。
通潤橋近くまで来ると標識が出てたので、ここから右折してアーチ状の橋の下をくぐっていきます。
そして数キロ走ると・・やっと着きました!
道の駅通潤橋と、その奥に見えてるのが通潤橋です!
確か小学生ぐらいの時に、学校の行事か何かできた記憶があります。懐かしいですねー。
アーチ状の橋の中央部分から、放水されるようになってます。
橋の上には特にこれといった転落防止の処置は無いので、一歩間違えれば20メートル下に転落してしまいます。
ただ、これといった転落事故の話しは聞かないので、とくに事故は起こって無いんでしょうね。
でも、誰かがふざけて後ろから押したりしたらそれでお終いです。。
端っこを歩くと怖いので、なるべく真ん中を歩きます。
通潤橋の説明看板です。
出来てから150年たった今でも当時と同じように現役で使われてます。
おそらく、橋の周囲の景色も150年前からあまり変わって無いんでしょうね。
国の重要文化財にもなってるそうです。
そして30分ほど散策したところで、昼食でも取って帰ろうと自転車に乗ったら・・・何と放水が始まりました!
後で調べて分かったんですけど、4月下旬からゴールデンウィークの連休中のみ、10時、12時、2時の1日3回放水されるということでした。
ゴールデンウィークが終わったら、6月末までは田植えに使う水を確保する為、放水は行われないそうです。
てっきり放水は見れないと思ってたのでラッキーでした。
下から見るとかなり迫力あります。
1回の放水時間は約15分との事です。
放水の本来の目的は石管の中に溜まった土砂を排出する為のようです。
すばらしい眺めです。
道を間違えた時そのまま帰らなくて良かったです。
水の噴出し口です。最後は泥水が出てきてました。
水が止まったら最後に木の杭を溝にはめて、ハンマーでたたいて止水してるみたいです。
この方法も昔と変わって無いんでしょうねぇ。
本日の走行距離は95Km、走行時間は5時間30分、平均速度は17Kmでした。
距離は道を間違えなければもっと短くてすんだと思います。
さすがに今日はちょっと疲れました。
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