マウンテンバイク(MTB)にスリックタイヤの組み合わせは乗り心地が悪い?

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マウンテンバイクにスリックタイヤを履かせると、乗り心地が悪くなるか?


ロードやクロスバイクなどのフレームは、マウンテンバイクのような強度はなく、フレーム自体のしなりなどである程度微振動などを吸収できるようになってます。


しかし、マウンテンバイクは一般的に悪路走行が可能なよう、フレーム自体が硬く頑丈に出来ていて、フレーム自体でのショック吸収はあまり望めないようです。


そこで、マウンテンバイクでは頑丈なフレームで吸収しきれない衝撃を、サスペンションや大エアボリュームのタイヤで吸収させているわけですが、頑丈なフレームに細い高圧のスリックタイヤを履かせると、タイヤでのショック吸収力が下がり、ショックが直に伝わってきてしまう、というわけです。


確かに、マウンテンバイクに履いている太い低圧のブロックタイヤで乗るのと、細いスリックタイヤを高圧にして乗るのとでは、ある程度乗り心地に違いは出てきてしまいます。


しかし、これはタイヤの種類や同じ幅のタイヤでも、メーカーによってけっこう変わってくる部分があるようです。

自転車のタイヤ自転車のタイヤ

たとえば、写真左の26×1.95のセンターリッジタイプのタイヤから、写真右の26×1.25のスリックタイヤ(IRC スムーシー)に交換した際は、確かに多少硬くなってはいるのですが、そこまで乗り心地が悪くなっている感じはありませんでした。


硬く、不快になったというよりも、路面状況が的確に伝わってくるようになったという感じでしょうか。


26×1.95のセンターリッジタイプを履いていたときは、大エアボリュームにより、路面状況が柔らかく、曖昧に伝わってきていたのが、26×1.25のスリックタイヤだと、ショックが吸収されているのは良く分かるんですが、路面状況はよりハッキリ伝わるような感じになってます。


なので、1.25のスリックタイヤでも、特に不快な乗り心地というわけではないです。


ただ、IRCのスムーシー1.25は、他メーカーの1.25サイズのタイヤよりも多少太めのようで、実際普通のシティサイクル、ママチャリなどと比べて少し細いかな? という程度なので、ある程度太目だからというのもあるかも知れないですね。


なので、細いスリックタイヤでも、各メーカーのタイヤによって差はあるとは思いますが、そこまで劇的に硬くなるというようなことは、無いような気がしています。


ただ、舗装道路でもあまり路面状況がよくないような場所を走るのであれば、1.5インチぐらいにしておいた方が無難かもしれません。




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