ボトムブラケット(BB)を「SHIMANO UN-72」に交換!

スポンサード リンク
ボトムブラケットを交換します!

以前からBBを上級グレードに交換してみたいと思っていたのですが、ヤフオクでXTグレードのSHIMANO UN-72を入手できたので、交換してみたいと思います。

シェル幅68mm、軸長113mmと今のサイズと同じものを入手するのに、約半年ほど気長に出品されるのを待っていましたが、ついに入手できました。

落札価格は2900円。
中古品ですが走行200キロ程度という事で、程度は良さそうな感じです。




この昔ながらの四角軸のBBはドンドン減ってきてるようで、このXTグレードのUN-72は新品ではもう生産されておらず、中古でしか入手できないのです。。

もう1つ下のグレード(UN-54)だと新品でも手に入るんですが、せっかくなら四角軸で入手できる最高グレードに変えてみたかったんですよね。

手で回してみると回転は非常に滑らかですが、これが良いのか悪いのかは良くわかりません・・。

BB交換に必要なのは、コッタレスクランク抜き(TL-FC10)、BB抜き(TL-UN74S)、モンキーレンチ、8mmアーレンキーです。




では、早速クランクの取り外しに入ります!

まずはクランク根元にあるネジをアーレンキーで外していきます。
ネジは通常と同じく、反時計回りで緩みます。

ただ、コレがまた硬くてなかなか外れなかったので、クランクが動かないようにモンキーレンチをクランクとチェーンステーの間に入れて、力が入るようにしてなんとか外しました。




写真左のような感じでボトルが外れてきます。
しかし、コレだけではクランクは外れてくれません!!

ここから更にコッタレスクランク抜きを差し込んで、クランクを抜いていく必要があります。

差し込む前に、コッタレスクランク抜きの内側のボルトを外側のボルトと同じか、少し引っ込んだ位置にしておきます。




コッタレスクランク抜きをクランクのボルト穴にねじ込んだら、モンキーレンチで時計回りに回してクランクを外していきます。




そして、ついにクランクが取れました!!

反対側も同じように、クランクのボルトを8mmアーレンキーで外した後、コッタレスクランク抜きを使ってクランクを外していきます。




こちらが、クランクを取り外した後のボトムブラケット。
かなり汚いですね・・

ここにBB抜きを差し込んで、ボトムブラケットを外していかなければならないので、ちょっと掃除しておきました。(写真右)

そしてこのBB(UN-26)は手で回してみると、回転が鈍いというか重いです!!
その上グリス切れのような感じで、カサついた感じもします。

これと比べると、今回入手したBB(UN-72)の方が断然滑らかです。


ひょっとして今使ってるBBはもう寿命なんでしょうか。

今使ってるBBは走行距離12500キロほどですが、BBの寿命はどの程度なんでしょうかね・・。




そして、BB抜きをモンキーレンチで回してBBを取り外そうと思ったのですが・・

なんと、モンキーレンチのサイズが小さくてBB抜きを挟めません!

BB抜きの直径が約32ミリなので、もっと大きなサイズのモンキーレンチでないと無理みたいです。

挟めないなんて考えてもみませんでした・・


何か使える工具がないかと家の物置を探してみたところ、写真右のような工具を発見。

何の工具かはわかりませんが、長さ約60cm、重さ3.7キロほどありました。。かなり巨大で重いです。

コレでBB抜きを挟んで抜いてみることにします。




ボトムブラケットにBB抜きを差し込んで、ナゾの工具で挟んで回していきます。

写真左はBBの左側(チェーンリングが無い方)ですが、こちらは通常通り反時計回りで緩みます。

緩んだら完全に取り外してしまわずに、反対側を緩めていきます。

しかし、写真右のBB右側部分(チェーンリングがある方)は逆ネジになっているので、時計回りで緩むようになってます。




そして、ついにボトムブラケットが外れました!

工具が巨大で長さもあったためか、そんなに力を入れることなくBBは外れてくれました。

外したBBは左ワンが樹脂製ですが、新たに入手したUN-72は金属製みたいです。

BB本体もそうですが、取りつけ部分も予想していたよりキレイでした。




取り付け部分はキレイに掃除しておきましょう。
右は掃除後。

これはBBフェイシングとタップ立てもしてあるんでしょうかねぇ。

ネット通販で5万円で購入した自転車なのですが、きゅうべえさんの方でちゃんとやってくれてたみたいです。




そして新たに購入したBBを取り付けていくわけですが、BBのネジ部分に塗料のような物が詰まってたので、これを取り除いておきました。

中古なので、多分以前つけてた自転車のBB部分についてた塗料なんだと思います。
(※追記 : 後日ロード組んだ時に新品のBBもコレと同じような状態だったのですが、どうも緩め止めや噛り付き防止等の為(正確な役割は知りません)についてるみたいですね。取る必要は無かったみたいです。)

キレイに掃除し終わったら、ネジ部分にグリスを薄く塗って取り付けていきます。

BB本体の方から取り付けていきますが、こちらは逆ネジなので反時計周りで締まっていきます。




BB抜き工具をセットして反時計回しに回して、BBを取り付けていきます。

手で回せなくなったら、ナゾの工具で回して締めます。
ただ、工具が巨大で長さもあるので、おもいっきり締めたりはしてません。

適当に負荷がかかるぐらいには締めてますが、果たしてどのぐらいトルクがかかっているのか・・

同じように、反対側も締めていきますが、反対側はただBBを支えてるだけなので、そんなに締めこまなくても大丈夫です。


あとは元通りにクランクをボルトで取り付ければ完成です!

BBのサイズは交換前と同じだったので、変速も特に問題ないみたいです。

早速乗ってみた感想ですが・・


漕ぎがちょっと滑らかになってます!!

ギア1Tぐらいは軽いんじゃないでしょうか。

50キロ程走ってみましたが、これは気のせいではないと思います。

だからといって、別に早く走れるようになっているわけでもないのですが、ペダルが軽やかに回ってくれるんです。

これは面白いですね~。
やっぱり部品の精度でけっこう変わるもんなんですねぇ。

それとも、今まで使ってたBBが単に寿命だっただけかもしれないですが・・

おそらく、ホイール変えたらもっと違いが出てくるでしょうね~。

自分でホイール組みにチャレンジしてみたい気もしてきました。
でもホイール変えるぐらいだったら普通にロード買った方がいいかな・・。





自転車のきゅうべえ自転車通販 私がMTB(ルイガノ・キャスパー)を買ったお店。メール問い合わせのレスポンスが早く、返信も的確でとても感じが良いです。(担当者によるかも??)

アマゾン.co.jp(自転車)自転車通販 アマゾンでも自転車部品を扱ってます。割引率も高く、1500円以上は送料無料なのでけっこう便利かも。