自転車(マウンテンバイク)のステム交換の仕方

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マウンテンバイクステム交換

上の写真が最初から付いていたノーマルステムです。

今回は、これもっと短いステム、下記写真のタイオガ製 50mm 110度のステムに交換してみます。

マウンテンバイクステム交換ステムも高い物から安い物まで様々ですが、このタイオガ製のステムは、定価5000円程のもののようです。

ヤフオクで安く入手できました。

ヤフオクは重要な部品仕入れ先になってます(^^;

それでは、実際にやってみましょー!



マウンテンバイクステム交換 まずは、ステムを固定しているボルトを緩めます。

2本のボルトを均等に緩めていきましょう。

どちらか片方だけを緩めてしまってから、もう一方を緩めるというやり方は、片側のネジにだけ過大な負荷がかかってしまい、よくないです。

ボルトは緩めるだけで、全部抜き取ってしまう必要はありません。



マウンテンバイクステム交換ステムを固定しているボルトを緩めたら、次はヘッドパーツを固定する強さを調整している、圧力調整ボルトを緩めていきます。

これは全部緩めてボルトを抜き取ってしまいましょう。



マウンテンバイクステム交換マウンテンバイクステム交換

圧力調整ボルトを抜き取ると、キャップと一緒にそのまま抜き取れます(写真左)

そうすると、ステム部分が簡単に取り外せると思います(写真右)



マウンテンバイクステム交換マウンテンバイクステム交換

ステムを取り外したままだと、ハンドルクランプ(ハンドルバーを固定してる)部分のボルトを緩めにくいので、いったん元に戻してハンドルクランプ部のボルトを緩めていきます。

ボルトを緩めて抜き取ると、写真右のようにハンドルバーとステムが分離できると思います。



マウンテンバイクステム交換マウンテンバイクステム交換

そうしたら、元あったステムを抜きとって、新しくつけるステムをセットしましょう。



マウンテンバイクステム交換マウンテンバイクステム交換

ハンドルクランプをセットして、ボルトを締めてハンドルバーを固定していきます。

それと、ボルトやネジを締める際は、ネジやボルトに必ずグリスを塗ってから締め付けましょう。

でないと、上手く力が入らずに最後まで締め付けられなかったりします。


ボルトを締めて、キュウキュウ音が鳴るようだと、間違いなくグリスが足りません。

写真右の赤いグリスは、ネジやナットを締め込む際に使う、専用のグリスですが、別に専用でなくても良いと思います。



マウンテンバイクステム交換また、ボルトを固定するときは、必ず2本を交互に締めて、均等に締めるようにしておきましょう。
どちらか一方だけを締めこんでしまうと、もう一方はキチンと締めこめなくなってしまいます。

ボルトが4本あるときは4本を均等にに、6本なら6本均等に締めるようにします。

横から見て、ボルトを締めている部分が同じぐらいの間隔になっているか、確認しておきましょう。

明らかに違うようであれば、ボルトを緩めて締めなおした方が良いです。。



マウンテンバイクステム交換ハンドルバーには、中央にメモリが刻んであるので、これを目安に、ハンドルバー中央に固定されるようにしておきましょう。

バーの中央からずれた位置で固定してしまうと、カッコ悪いだけでなく、操作性も悪く危ないです!



マウンテンバイクステム交換マウンテンバイクステム交換

写真左が新しく交換したステムに、ハンドルバーを固定してみた状態。

う〜ん、だいぶみじかくなりましたね〜・・

・・・
ちょっと短すぎたような気もしますね。。


ハンドルバーを固定したら、次はキャップをつけて圧力調整ボルトを締めこんでいきます。(写真右)

この圧力調整ボルトは、あまり締めすぎる必要はありません。
あまりキツク閉めこむと、ハンドルを切るのが重くなってしまいますので、程ほどのところで調整しておきましょう。



マウンテンバイクステム交換圧力調整ボルトを締めたら、次はステム固定ボルトを仮締めしていきます。

仮締めしたら、フロントタイヤを持ち上げて、ハンドルを左右に切ってスムーズに回るか確認しましょう。

ガタがでたり、スムーズに回らなければ圧力調整ボルトの調整をやり直します。



マウンテンバイクステム交換スムーズに問題なく回転すれば、ステム固定ボルトを締めこんで、本固定しましょう。

また、ステム固定ボルトを固定する際は、タイヤとハンドルバーが直角に交わる位置で固定します。

これが斜めになっていたりすると、操作性が悪いし危険です!


ステム固定ボルトは、しっかり締めこんでおきましょう。
締め付けが足りないと、ハンドルを切ってもタイヤが曲がらない、といったことにもなり大変危険です!


最後に、両足でフロントタイヤを挟んで、ハンドルを左右に動かしてみましょう。
がたつきもなく、シッカリ固定できていれば、これでステムの交換作業は終了です!


もし、ハンドルだけ左右に回転してしまうような事があったら、ステム固定ボルトの締め付け不足です。

そのまま走ってると、ハンドルだけは切れるのにタイヤはそのまま、という悲惨な状況になってしまい、大事故の危険性があります!!


(※今回交換したステムは、後日、元のステムに戻してます。今まで、殆ど垂直に近いようなポジションで小径車に乗っていたため前傾がきつく思えただけのようです。)



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